大学の先生の講義ノート

日々 専門職、時々 大学講師のジャイ子が、大学講義の舞台裏をご紹介します

teaching is to learn.

 

初めて担当する授業の資料作りは、なかなか骨が折れる。レッツ・アクティブラーニングだ。

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今年度から、「新しい」授業を担当することになり、久々に悪戦苦闘しています。

大学の非常勤講師を始めて10年くらいたちますが、どの授業も新しい科目を担当する初年度が一番大変でした。

二年目以降は、初年度に作成した資料に、新しいデータを付け加えたり、現場で出会った新しい話題を提供したり、学会や研究会で得られた新しい知見を盛り込んだりして、カスタマイズやアップデートをしていくのでずいぶん楽になりますが、白紙からスタートの初年度は、とにかく時間とエネルギーが要ります。

しかも、今回は集中講義。

そして、私が担当するのは専門技術を伝授するような実践的な科目。

教科書の内容を淡々と説明したり、例題を解かせて学ばせたりする授業ではなく、体験的に学ぶことが主体になる(ことをたぶんリクエストされているのでしょう)ので、ある意味とてもやりがいのある科目ですが、準備が大変!!

アクティブラーニング

いわゆるアクティブラーニングという言葉が、高等教育界隈でよく聞かれるようになりました。

 アクティブ・ラーニングとは、「思考を活性化する」学習形態を指します。 効果的な学習というのは、多くの場合実際の活動や互いのやりとりを介して生じています。…ただ講演を聴いたり一人で本を読んだりするよりは、仲間と勉強会をしたり実際に現場体験をしたりする方が深い理解に至る… …講義形式は、まとまった知識情報を伝達するには便利ですが、聴き手はある程度以上の時間は集中できませんし、既に持っている知識や技能と統合していく余裕がないため、記憶にも残りにくく応用もしにくいという欠点があります。…

山地 弘起(2014)「アクティブ・ラーニングの 実質化に向けて」

大学と情報 公益社団法人私立大学情報教育協会

「学生の主体的な学修の確立のために、教員と学生あるいは学生同士のコミュニケーションを取り入れた授業方法の工夫、十分な授業の準備、学生の学修へのきめの細かい支援をお願いします。」 うん、中央教育審議会の答申コピペな文言が、“シラバス(授業計画書)作成要領”にもサラリと書かれていましたよ。

私の専門は、体験的な学習や実習が重視されるので、そのような言葉が流行っていないころから、体験的な学習やディスカッションは大学、大学院で経験してきました。

今までの講義でも取り入れてきましたが、なかなかこれって難しい。

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アクティブ・ラーニングの多様な形態 

山地 弘起(2014)「アクティブ・ラーニングの 実質化に向けて」 大学と情報 公益社団法人私立大学情報教育協会

うまくいったな~という感触があまりないまま、今に至っています。

講義の成否は、講義内容や準備より、講師の性格やスキルにだいぶん依存するんとちゃうかな。そんな文言をシラバス依頼にチョイ入れしたくらいで、どの先生もアクティブラーニングの授業がうまくなるのかな~?

私としては、A-ha experienceは何よりも強い学びの体験だと思うので、体験学習やディスカッションは積極的に取り入れたい。

リーダーシップのある講師目指して専門外ではありますが、スライドづくりの合間に、研修会講師関連の本を読んでいます。。。

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